移動火葬車について


移動火葬車とは・・・

 移動火葬車(いどうかそうしゃ)とは、車内に火葬用の炉を載せた自動車の総称です。
 近年、ペットが単なる愛玩動物から「家族の一員」と見なされる傾向が強くなった事からペット供養への要望も強くなっており、それに関連するビジネスの一環として日本では1989年頃に登場しました。
 軽トラックやデリバリーバンなどに火葬炉と排煙を処理するフィルタ、それらを動かすための発電機などを搭載し、飼主の元を訪問してペットの火葬を行ないます。 大型犬などの場合には、対応した車両も一部に存在しますが、通常はペット専用の火葬場に運んで火葬される事が多いようです。
(ウィキペディア フリー百科事典より)

当社の移動火葬車の特徴 (すべての車両に二次燃焼方式の火葬炉を採用)

  当社で使用している移動火葬車の火葬炉は、すべて二次燃焼方式の炉を採用しております。
二次燃焼方式の移動火葬車の写真 二次燃焼方式の火葬炉の操作盤の写真

※火葬炉の様子がわかりやすいように着色しております。

 二次燃焼方式の火葬炉の最大の特徴は、燃焼室が2つあるという事です。一次燃焼室でご遺体を火葬し、それによって発生した煙・臭いが煙道を通り二次燃焼室に入ります。 二次燃焼室には煙と臭いを焼却する専用のバーナーがあり、これにより煙と臭いを焼ききります。また、煙突までの距離を煙道を設ける事により長くしていますのでその間にも煙や臭いは新鮮な空気と混ざり緩和されます。 空気噴射式との大きな違いは、空気噴射式は充満させて焼却するのに対して、二次バーナー式は煙を誘導して二次室のバーナーで焼却するという事です。
 “トゥハート・ペットセレモニー”では、この二次燃焼方式を採用することにより、排出ガス中のダイオキシン量・煤塵量ともに基準値を大幅にクリアすることを可能とし、煙・臭いなどで周辺住民の方々にご迷惑のかからないよう、最大限に配慮しております。

ペット火葬炉のダイオキシン計量証明書
ダイオキシン計量証明書
移動火葬車の構造図

大型ペット専用移動火葬車と小型ペット専用移動火葬車 また、 当社の移動火葬車は周辺住民の方々から目立たなくする為に、社名・ロゴ等を一切入れておりません。
 これにより、ご近所の方々に目立たぬように、ご自宅でペットの葬儀・火葬を執り行うことを可能にいたしました。

 車両も、大型のペットにも対応可能な大型のペット専用火葬炉(体重45Kgまで対応)を搭載した移動火葬車と、機動性に優れた小型ペット専用火葬炉(体重15Kgまで対応)を搭載した移動火葬車の2種類の車両をご用意いたしております。

 移動火葬車の電源は、基本的には車内に内蔵された小型の発電機で、消音タイプのものを使用しておりますが、住宅密集地や夜間・早朝などの時間帯をご希望される場合には、延長コードを使用してご自宅から電源をお借りすることにより、より静かにペットの葬儀・火葬を行うことが可能です。

 また、移動火葬車ならではの機動性を活かして、一度ご自宅から離れて、ご近所の方のご迷惑にならない場所で火葬を行なったのち、再度ご自宅に戻ることも可能です。