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ペット(犬の種類)
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(Cavalier King Charles Spaniel)


(写真:ウィキペディアフリー百科事典より)

やさしく、ものおじしない明朗活発な小型犬

原産国/イギリス
体 高/オス、メスともに30cm前後
体 重/オス、メスともに5.5kg〜8kg
被 毛/長い絹糸状。飾り毛が耳、全胸部、四肢にある。
毛 色/ブラック・アンド・タン、ルビー、ブレンハイム、トライカラー


 祖先はスペインおよびフランス産の鳥猟犬といわれています。イギリス歴代の君主に愛されました。犬種名にはチャールズ2世(1630〜1685)の名前が由来しています。様々な犬種の歴史の古いイギリスでも、最古の犬種にあたります。1945年に犬種として公認されました。
 名前も犬種もよく似たキング・チャールズ・スパニエルがいますが、最大の違いは鼻先です。キング・チャールズ・スパニエルは鼻先が詰まっていますが、キャバリアは先が細くなった鼻先までは約4cmあります。また、体格もキング・チャールズ・スパニエルよりも少し大きめです。
 被毛の色は、ブラック・アンド・タン、ブレンハイム、トライカラー、ルビー。性格はいたって温和で明朗活発、ものおじしません。子供や老人ともよく遊びます。飼い主をとことん愛し、誰にでも友好的です。滑らかで柔らかい被毛なので、抜け毛も多く、その分毎日のブラッシングの手入れは不可欠になります。皮膚があまり強い種ではないので、皮膚病予防の意味からもブラッシングは大切です。表面に浮き出てきた抜け毛はスリッカーですいて取り去り、その後、ピンブラシで皮膚をマッサージするようにブラッシングします。仕上げに獣毛ブラシを使って毛をなで上げると美しい光沢が出てきます。シャンプーは最低でも月1回は低刺激のシャンプーを使って、定期的に行います。
 キャバリアは戸外でも十分に飼育できる犬種で、庭で走り回るのが大好きです。しかし、最近では室内飼育が一般的となり、運動不足からくる肥満傾向がよくみられるようになってきました。その分、散歩は時間をかけてじっくり行います。
 誰にでも愛嬌をふりまく友好的な性格なので、番犬としてはあきらめた方がいいでしょうし、また、他人について行ったりしないように気をつけることが必要です。